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2020.2.07

お知らせ

【レポート】第1回reboot連続講座「クリエイター・アーティスト向け確定申告講座 ~知ってトクするお金のはなし~」を開催しました

1/29(水)19:00~21:30、コワーキング&シェアアトリエreboot主催の連続講座の第一弾として「クリエイター・アーティスト向け確定申告講座 ~知ってトクするお金のはなし~」を開催しました。

参加者はreboot入居メンバーを含めた、20名の定員を大きく上回る人数で、会場である「rebootスペース7F」は講座開始前からすごい熱気でした。

講座は今回の講師である公認会計士・税理士の山内真理先生を全員で拍手でお迎えして開始。

 
 
ひとまず5~6人のグループになって、参加者それぞれがどんな仕事をしていて、どんな目的意識で今回の講座に参加したのかを1分ずつ自己紹介。グループで目的意識を共有してから本編に臨むかたちで講座はスタートしました。

クリエイター・アーティスト向けと銘打っていただけに、参加者の顔ぶれも実に多様で、専業のライターやイラストレーター、グラフィックデザイナーから、ニットデザイナー、果ては会社員と副業の書道家、劇作家、華道家という方々まで。とはいえみなさん抱える悩みは近しいものがあるようで、傍から見ていても一気に場の親密度が上がったように見えました。

 
 
山内先生からはまず、ご自身の活動、特に業界でも珍しい文化・芸術支援に特化した会計事務所を開いていらっしゃることなどを紹介頂いてから、まず確定申告の基礎のきそとして、そもそも確定申告とは何なのか? どういう人が確定申告をしなければならないのか? というところから講座を開始。そこから、確定申告をすること/期限内にしないことのペナルティについてや、収入と経費をどう計算するか? 「必要経費」と「家事費」(自分や家族の日常生活に必要な支出のこと)との間にある「家事関連費」についての説明など、分かっているようで難しい、収支の計算や、未販売在庫の取り扱いなど、クリエイター向けに特化しつつ、やさしい解説にみなさんも前のめりで講義に参加。

休憩をはさんで後半は、具体的な事例挙げて「これは経費になりますか?」というグループワークを通じたディスカッションや質疑応答などを交えながら進行。最後、クリエイターの代表的な節税策と、青色申告と白色申告の違いについて、2023年度から始まるインボイス制度についても少しだけ触れつつ2時間30分の講座があっという間に終了。

とても濃密な時間で、熱気も冷めやらず、10名以上の参加者が講師の山内先生と一緒に残って近くの焼き鳥屋で第2ラウンド!もとい、懇親会へと雪崩れ込みました。
 
 


 
 
連続講座第2弾のテーマは「ウェブやソーシャルメディアの広報」!


ブランドやビジネスを立ち上げたばかりのクリエイターや起業家の方が、自身の活動を認知してもらい、賛同者を得て、発展するのに不可欠なウェブやソーシャルメディア。デジタルマーケティングや経営改革のコンサルティングのほか、文部科学省 大臣官房で広報戦略アドバイザー(非常勤国家公務員)としても活躍されている、加藤たけしさんを講師にお迎えして開催します。


▼「クリエイターやスモールビジネス起業家のためのソーシャルメディア広報戦略入門」
http://www.reboot-iriya.info/news/1208/

次回の講座もぜひともご期待ください。


 
 
講師:山内真理先生
公認会計士・税理士。文化・芸術支援の会計事務所Yamauchi Acounting Officeを2011年に立ち上げ現在総勢13人でサービス展開中。2019年にはアドバイザリー会社THNKアドバイザリーを併設。会計・税務などの専門性を軸にカルチャー、クリエイティブ領域の経営面を幅広くサポートしている。
http://yamauchicpa.jp/
Arts and Law共同代表、東京フィルメックス理事、東京芸術祭監事ほか。